悩みを電話で相談できる場所
悩みを電話で話せる場所は、思っているよりたくさんあります。ただし、それぞれ引き受けている範囲が違います。ここでは「何が違うのか」だけを並べます。
電話で話せる場所には種類がある
悩みを電話で相談できる場所は、思っているよりたくさんあります。国や自治体が案内している窓口、団体が運営している窓口、勤め先や学校の中に置かれた窓口、そして民間の有料のサービス。どれも「電話で話を聞く」という点では同じに見えます。
違うのは、引き受けている範囲です。ある窓口は制度につなぐことを引き受け、別の窓口は聞くことだけを引き受けます。ここが書かれていないまま並んでいるので、選べなくなります。
順番としては、まずお金がかかるかどうかを分けます。次にいつつながるか。最後に何をしてもらえるか。この三つで並べ直すと、自分の場合に残る先はかなり少なくなります。
もうひとつ、先に分けておきたいことがあります。「相談したい」と「話したい」は、同じ電話で扱われがちですが、別のものです。答えがほしいのか、いちど声に出しておきたいのか。ここを自分の中で分けておくだけで、かけたあとの落差が小さくなります。
どこにかけるかを決められないのは、選択肢が多いからではなく、それぞれの役割が書かれていないからです。
無料の窓口が引き受けている範囲
料金がかからない窓口には、公的なものと、それに準じる団体が運営しているものがあります。共通しているのは、暮らしや命にかかわることを引き受けている点です。
- 命や安全にかかわることいますぐ危ないとき、暴力を受けているとき。ここは無料の窓口が正面から引き受けています。有料のサービスに回してはいけない領域です。
- お金・住まい・仕事のこと使える制度があるかどうか、どこへ行けばいいか。制度につなぐことを役目にしている窓口があります。
- 体や気持ちの不調のこと医療機関にかかったほうがいいかどうかの見当をつける段階から相談できる窓口があります。
- 学校や職場でのこと学校にも勤め先にも、無料で話せる窓口が置かれていることがあります。外の窓口より先に、そこを確かめる手があります。
窓口の名前・つながる時間帯・料金は、それぞれ違います。当サイトでは無料で話を聞いてもらえる窓口の一覧に、種類ごとに分けて置いています。
お金の話でひとつ注意があります。相談そのものに料金がかからなくても、電話をかけた側に通話料がかかる番号があります。相談料と通話料は別のものです。長く話す見込みがあるときは、かける前にその窓口の案内を見ておくと、あとで驚かずに済みます。
有料のサービスが引き受けている範囲
お金を払って電話で話す場所もあります。こちらが引き受けているのは、無料の窓口とは別のところです。制度につなぐことも、専門の判断もしません。かわりに、用件が無い話を、時間の限り聞きます。
無料の窓口が強い場面
急ぐとき。制度や手続きが要るとき。専門の助けが要るとき。ここは料金がかからないほうが正面から引き受けています。
有料のほうが向く場面
急いでいないとき。用件が無いとき。同じ話を何度もしたいとき。長さや回数を自分で決めたいとき。
もうひとつ、有料のほうが選ばれる理由があります。つながりやすさです。無料の窓口は使う人が多く、かけても話し中のことがあります。急がない話を、待たずにしたい。この理由でお金を払う人がいます。
払い方も見ておくところです。先に払った分だけ話す形なら、あとから金額が増えることはありません。話しながら料金が積み上がっていくのが気になる人は、上限が先に決まっている形を選ぶと、時計を見ないで済みます。
自分に合う場所の見分け方
どこがいいかは人によって違いますが、確かめる順番は同じです。上から順に見ていくと、残る先が絞られます。
- 急ぐ話かどうかを先に分けるいま危ないなら、料金の比較はしません。無料の窓口へ先に行きます。
- 何をしてほしいのかを一言にする「制度を知りたい」なのか「聞いてほしいだけ」なのか。ここが決まると行き先が変わります。詳しくは電話相談とはで分けています。
- つながる時間帯を確かめる話したくなる時間と、開いている時間が合っているか。夜に話したい人が昼だけの窓口を選ぶと続きません。
- 名乗らずに使えるかを確かめる名前を言わずに済むかどうかで、話せる中身が変わることがあります。かける前にサイトで確かめられます。
それでも決まらないときは、内容から絞る手があります。どこに相談すべきか迷ったらに、順番だけを書きました。
ここで用意しているのは、有料のほうの窓口です。用件がなくてもかけられる話し相手・愚痴聞きの電話にします。まだ開いていないので、いまは読みものと、お金をかけずに相談できる場所の案内だけです。
この読みものは、答えを出すためのものではありません
ここに書いてあるのは、選ぶときの見どころだけです。どれが正しいかを決めるものではありませんし、医療や法律の助言でもありません。
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